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HYROXの平均タイムは?部門別・レベル別の目安とランの時間配分

HYROXに初めて出る人がまず気になるのが、みんなどれくらいのタイムで完走しているのか、ということだと思います。この記事では、数十万件のレース結果を集計した海外の分析サイトのデータをもとに、部門ごとの平均タイム、レベル別の目安、ランとステーションの時間配分をまとめました。
結論
- 一般の部(Open)の平均は、男子で約1時間28分〜1時間35分、女子で約1時間36分〜1時間50分(集計するデータによって違う)
- はじめての人は、まず完走、目標にするなら1時間30分切りがひとつの目安
- レースの時間の約半分はラン。ステーションの間の移動(Roxzone)も6〜7分くらいかかる
部門別の平均タイム
HYROXの公式は平均タイムを発表していないため、ここでは海外の2つの分析サイトの数字を紹介します。集計したレースや時期が違うので、数字にも差があります。
| 部門 | HyroxDataLab(70万件以上) | Rox Lyfe(RoxFitのデータ) |
|---|---|---|
| 男子 Open | 約1時間35分 | 1時間27分56秒 |
| 女子 Open | 約1時間50分 | 1時間36分22秒 |
| 男子 Pro | − | 1時間21分01秒 |
| 女子 Pro | − | 1時間26分36秒 |
| ダブルス Open | 平均1時間24分05秒(中央値1時間21分59秒) | 男子1時間17分49秒、女子1時間29分24秒、ミックス1時間24分04秒 |
| ダブルス Pro | 平均1時間17分44秒(中央値1時間15分03秒) | − |
Rox Lyfeは、個人で90分切りがわかりやすい目標で、60〜75分なら上位で戦えるレベル、としています。なお、リレーの平均タイムは今回調べた範囲では見つかりませんでした。日本の大会だけの平均タイムも、公開されているものは見つかりませんでした。
レベル別のタイムの目安
HyroxDataLabは、Openの結果を順位の割合で分けて、レベル別の目安を出しています。
| レベル | 男子 Open | 女子 Open |
|---|---|---|
| 上位10% | 1時間15分未満 | 1時間24分未満 |
| 上級(上位10〜25%) | 1時間15分〜1時間25分 | 1時間24分〜1時間37分 |
| 中級(上位25〜50%) | 1時間25分〜1時間40分 | 1時間37分〜1時間54分 |
| 初級(上位50〜75%) | 1時間40分〜1時間54分 | 1時間54分〜2時間12分 |
ダブルスでは、上位10%が1時間06分13秒未満、上位50%が1時間21分19秒未満です。はじめてのダブルスなら、男子ペアで1時間27分〜1時間45分、女子ペアで1時間40分〜1時間55分くらいが目安で、ミックスはその間くらいとされています。
ラン・ステーション・Roxzoneの時間配分
HYROXのタイムは、8回の1kmラン、8つのステーション、その間の移動エリア(Roxzone)の合計です。
- ラン:レース全体の約50〜55%(HyroxDataLab)。Rox Lyfeの分析では、ランの合計は平均的な男子で42分26秒、トップ選手で30分46秒でした。
- Roxzone:レース全体の約6.5%。オランダ・ユトレヒト大会の825人の分析では、1時間10分を切る選手は合計3分41秒、1時間30分以上の選手は6分58秒でした。
- ステーション:残りの時間。Rox Lyfeによると、平均的な選手とトップ選手で差がいちばん大きいのはウォールボール(男子で3分13秒差)とバーピーブロードジャンプ(男子で2分54秒差)です。
HyroxDataLabの分析では、タイムのレベルによる差が大きいのはウォールボールで、ローイング、ファーマーズキャリー、SkiErgはレベルによる差が小さい種目でした。
目標タイム別のランのペース
| 目標タイム | ランの合計 | 1kmの平均ペース | Roxzoneの合計 |
|---|---|---|---|
| 1時間20分 | 39分45秒 | 4分58秒 | 6分30秒 |
| 1時間30分 | 44分00秒 | 5分30秒 | 7分30秒 |
※HyroxDataLabの目標タイム別の目安です。
HyroxDataLabは、最初の1〜3本目のランは5kmのレースペースより1kmあたり10〜15秒遅くするのがよく、1本目から8本目にかけて1kmあたり10〜20秒遅くなるのはふつう、としています。1本目が8本目より1kmあたり20秒以上速い場合は、最初に飛ばしすぎたサインです。
トップ選手のタイム
2026年6月にストックホルムで行われた世界選手権のElite 15(招待されたトップ選手の部)では、男子はDylan Scott選手が53分47秒、女子はAlyssa McElheny選手が56分59秒で優勝しました。
日本の大会では、2026年8月の千葉大会のProで、男子はCole Learn選手が54分37秒、女子はCamilla Massa選手が1時間02分18秒で優勝しました。女子ProではAki Yoshida選手が1時間03分47秒で2位に入っています。
まとめ
一般の部の平均は、男子で1時間30分前後、女子で1時間40分前後です。はじめての人は、まず完走を目標にし、ランを最初から飛ばしすぎないことが大切です。タイムを縮めたい人は、ランの力を上げることと、ウォールボールやバーピーブロードジャンプなど差がつきやすい種目の練習が効果的です。種目ごとのコツはステーション別のコツで紹介しています。
参考にした情報(2026年10月6日確認):HyroxDataLab What is a good HYROX time/HyroxDataLab Doubles time/HyroxDataLab Station performance/HyroxDataLab Roxzone/HyroxDataLab Target splits/HyroxDataLab Running strategy/Rox Lyfe What is a good HYROX time/Rox Lyfe From average to elite/TrainRox 2026 World Championships/BOXROX/Rox Lyfe HYROX Chiba



